ITCとは

「もし、私たち皆が、自分の努力の限界を認識して、最善を尽くし、あるいはその限界の幅を少しでも広げようと努力すれば、そして、もし私達のクラブや ITCをとおして、他の人びと全てに私達の得た経験を自由に使ってもらえれば、その時、この組織は無限の可能性と女性の歴史と進歩と向上に計り知れない大きな役割を演じることでしょう。」

 これは、ITC初代会長アーネスティン・ホワイト女史の言葉です。彼女は、未来への展望として、国際組織を作るという夢の種をまきました。
 
 1938年10月、カリフォルニア州に法人として設立されたインターナショナル トーストミストレスクラブは、この組織の会則に「宗教・人種・経済・社会・政治のどの部分にも偏見を持たずに自由に促進し開かれた討論を目指す」という方針の口頭表現の技術を通じ、指導性や責任を持って社会に貢献するというこの信条が、一貫して組織の成長を促進しています。
 

「私達は言葉を愛し、優雅且つ流暢にそれを用いる。」というITCのモットーは1940年のカリフォルニア州サンタバーバラの大会で正式に採択されました。
また、1942年の第4回年次大会から、スピーチコンテストが開始され、1946年にはカナダで最初のクラブが結成されました。1948年にはスコットランドで最初のクラブが設立登録をし、ITCへの興味は、全世界の国に人々に広がりました。

 
 日本にはアメリカ駐留軍高級将校夫人たちによって1949年7月、名古屋にて日本で最初のクラブが誕生することになったのですの後、世界情勢の変化に伴って、名称をインターナショナル トレーニング イン コミュニケーション(ITC)と変更、非営利教育機関としては世界最大の発展を遂げました。

 今日、ITCは達成という言葉と同意語です。アーネスティン・ホワイト女史がしっかりと植えつけたその当時の組織は彼女と同年代の人びとのたゆみない努力により国際的団体に発展し、伝達の訓練を求めている世界中の人達に友情のきずなを提供しています。


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ITC岡崎クラブ
例会日時:毎月第2木曜日
例会時間:13:00〜
例会会場:岡崎ニューグランドホテル